お知らせ
4年連続、オニイトマキエイ(マンタ)が今年も出産!沖縄美ら海水族館「黒潮の海」水槽内で
2010年6月29日 カテゴリ:水槽情報
このたび沖縄美ら海水族館では、4年連続で飼育下におけるオニイトマキエイ(マンタ)の出産に成功しました。
≪オニイトマキエイ(マンタ)≫
全世界の熱帯とその周辺海域に生息するエイ類。エイの仲間では最も大きくなる種で、体盤幅(体の幅)は6.7m以上になるとされている。「マンタ」の通称で呼ばれ、主にプランクトンなどの小動物を食べる。
当館では1988年に本種の飼育を開始し、世界で初めて長期飼育に成功。2007年6月に飼育下における本種の出産に世界で初めて成功して以来、4年連続で出産に成功している。今回の出産が世界でも4例目となる。
今回生まれた仔マンタの兄と姉にあたる、2008年と2009年に生まれた仔マンタ2尾は、現在「黒潮の海」水槽で展示中。
【出産日時】2010年6月26日 午後7時21分
【場 所】沖縄美ら海水族館「黒潮の海」水槽
【出産個体】雌1尾 体盤幅(体の幅)182cm、体重66kg
【母マンタ】1998年8月3日搬入 飼育年数11年10ヶ月 読谷村漁協定置網で捕獲
【父マンタ】1992年5月25日搬入 飼育年数18年1ヶ月 漢那(宜野座村)定置網で捕獲
※2010年6月現在
出産した母マンタは、昨年6月24日に交尾が確認された個体で、妊娠期間は約1年でした。
今年も昨年と同じく開館中の出産となり、生まれた瞬間、お客様からは大きな拍手と歓声があがりました。仔マンタはその後、飼育員の手により水槽から取り上げられ、海上の生け簀(いけす)へ移送されました。今後は、長期飼育に向けて注意深く飼育観察を続けていきます。
今回の出産は、マンタの行動や生態を明らかにする大きな一歩となるもので、いまだ謎の多い本種の生態研究において大変貴重な資料となります。

