お知らせ
3年連続の快挙! 美ら海水族館「黒潮の海」大水槽で オニイトマキエイ(マンタ)が今年も出産!
2009年6月24日 カテゴリ:その他
このたび、沖縄美ら海水族館では、2007年、2008年につづき3年連続で飼育下におけるオニイトマキエイの出産に成功しましたのでお知らせします。

大勢のお客様が見守る中、誕生した仔マンタ
(黒潮の海水槽にて=2009年6月24日 16時58分頃)
全世界の熱帯とその周辺海域に生息するエイ類で、体盤幅(体の幅)は6.7m以上になると推定される。エイの仲間では、最も大きくなる種。通称「マンタ」と呼ばれ、主にプランクトンなどの小動物を食べる。当館では、1988年に本種の飼育を開始し世界で初めて長期飼育に成功、2007年6月には世界で初めてとなる飼育下におけるマンタの出産を迎えたが残念ながら長期飼育には至らなかった。昨年6月には世界で2例目となる飼育下での出産、飼育に成功し、現在、仔マンタを黒潮の海で展示中。今回の出産で3例目となる。
- 出産個体:1尾(雌1尾)、体盤幅(体の幅)192cm、体重70kg
- 母マンタ:1998年8月3日に搬入 飼育年数10年10ヶ月*、読谷定置網で捕獲
- 父マンタ:1992年5月25日に搬入 飼育年数17年1ヶ月*、漢那(宜野座村)定置網で捕獲
*2009年6月現在
このたび出産した母マンタは、昨年(2008年)6月17日に交尾が確認された個体で、妊娠期間は372日でした。また今回は水族館の開館時間中での出産となったため、大勢のお客様がその瞬間に立ち会うことができ、大きな期待と歓声の中、メスの仔マンタが誕生しました。仔マンタはその後、飼育員の手により水槽から取り上げられ、水族館南方2kmにある海上生簀へ移送されました。今後は長期飼育に向けて、観察を続けていきます。
今回の出産は、マンタの行動や生態を明らかにする大きな一歩となるもので、いまだ謎の多い本種の生態研究においても大変貴重な資料となります。

出産直前の母マンタ(左)とそれを追いかける父マンタ(中)と兄マンタ(右)

生まれたばかりの仔マンタ(左)と両親マンタ(手前が母マンタ、右が父マンタ)